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●はんこにまつわる疑問・難問をあなたに代わって解決します●
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● はんこを上手に押すにはどうしたらいいの?
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はんこ の捺印する面(印面)に印肉を均一につけてください。少ないとかすれ、多いとベタベタににじんでしまいます。大切な書類に押す前には必ず試し押しをしてください。捺印する紙の下にはゴム板などのクッションになる物を敷いて捺印すると良いでしょう。
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上手く捺印出来ない時は印面に朱肉が詰まっている場合が考えられます。朱肉が詰まったままだとはんこが傷んでしまうので、捺印したあとは必ずティッシュなどで印面の朱肉を拭き取ってください。しつこい汚れは柔らかい歯ブラシなどで軽くこすって落としてください。くれぐれも擦りすぎにはご注意ください。
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はんこ職人になるには はんこ屋さんで修業をしてください。技術を磨き技能士検定を受けて資格を取ってください。全日本印章業協同組合(全日印連)に加盟しましょう。
技能士章と全日本印章業協同組合加盟マークあるお店は信用の置けるお店といえるでしょう。
私の場合は大阪で一年、東京で六年、修業しました。現在は技の鍛錬のために勉強会や講習会に通ったりしています。
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全日本印章業組合
連合会連加盟マーク |
労働大臣検定
一級技能士の店 |
通商産業省認定
象牙製品取扱事業者
T-5-26-00014 |
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お近くの全日本印章業協同組合加盟マークのついたお店に持っていってください。京都の場合は毎年10月に下鴨神社にて行われます『印納祭』の時に供養したのち、お札などと一緒に御焚き上げします。
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京都三大祭の一つである『葵祭り』で有名な下鴨神社には、末社で印納社(いんのうのやしろ)というお社があり、御祭神として印璽大神(おしでのおおかみ)や倉稲魂神(くらいなたまのかみ)が
はんこ の神様として祀られております。
このお社は御本宮の御垣内に古くから祀られてある印璽社(おしでのやしろ)の御祭神を祀り、また古印を納め御守護を仰ぐお社でもあります。
この一帯は平安時代初期より室町時代まで加茂斎院御所(文明の乱で焼失)のあった由緒地でもあり、今日に至っても印章守護の氏神様として広く一般の人々にまで崇敬されております。
毎年10月の第一日曜日に下鴨神社の境内で行われる印納祭には、京阪神の はんこ屋さんたちが
はんこ の神様に一年間の印章守護をお願いするために参拝にくるのです。
当日は京都府印章業協同組合主催の手彫りの実演・落款の展示・お茶の接待(有料)などのイベントが行われます。
また『十二単王朝舞』が13時30分・15時の2回行われます。(雨天決行)
是非お気軽にお越しください。
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はんこ は、『印材の値段+技術料(加工料)』によって価格が決定しております。
はんこ となる印材は、基本的には材質・品質の良し悪し・大きさで値段が決まります。
材質はプラスチック<柘<黒水牛<オランダ水牛<象牙の順に高価になります。
品質の良し悪しを見分けるポイントですが、以下の点を参考になさってください。
- ●柘(木)の場合
- 外国産のシャム柘は安価ですが柔らかく印面にヒビがはいりやすいという欠点があります。それに比べて国産の薩摩柘(本柘)は印材の目も詰まっており堅くヒビが入りにくく良質です。当店では国内産の高級薩摩本柘のみを使用しております。
- ●黒水牛の場合
- 黒水牛と呼ばれる印材は、水牛の角を加工したものです。耐久性・硬度・粘りに優れています。最高級のものは『芯持(しんもち)』呼ばれる、角の先端の芯の通った中心部分から取った希少な印材です。当店では『芯持ち』の中でも良質な物だけを使用しております。
- ●オランダ水牛の場合
- 黒水牛の場合と同様に『芯持ち』が高級とされております。中でも『純白』と呼ばれるシミ一つない美しい白色のものが、印材にシミのような黒い斑点のあるものよりも採れる量が少ないため高級です。当店ではお客様のお好みや御予算に合わせてお選びいただけます。
- ●象牙の場合
- 真っ白なものよりも薄桃色の象牙の方がより高級とされています。耐久性・硬度に優れています。当店では通産省認定の本象牙を使用しております。
職人が彫った手彫りの はんこ は印材の選定・文字選びから仕上げまで、全ての工程を手作業で行うため出来上がるまでに時間がかかりますが、独特の味わいや暖かさを持っています。
当店では、印材を一本一本吟味した上で最高級のものだけを使っております。
お客様に はんこ と長くお付き合いして頂きたいとの思いから、お好みに合わせた、世界で一本しかない
はんこ を真心を込めて彫らせて頂いております。御希望や御要望をお申し付けください。
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本当です。
ファッションでも関西は派手、関東はシックなイメージがあるように
はんこ の好みに関してもかなり違いがあるようです。
私も大阪で一年、東京で六年、修業して京都に帰ってまいりましたが、関東と関西では仕事の内容が全然違うと身をもって感じました。
関西では吉相印や篆書体の中でも太めな印篆など、派手でどっしりした落ち着きのある書体を好まれるお客様が多いようです。逆に関東では篆書体でも細身の小篆や隷書体など、スッキリした繊細な書体が好まれているようです。
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おじいさんやお父さんが大切に使っていた
はんこ を譲り受けたことはありませんか?
彫刻された苗字や名前が違う場合はそのまま使うことはできませんが、『改刻(かいこく)』と呼ばれる方法を使えば、思い出の
はんこ を自分の物として再び甦らせることができます。
改刻とは、文字の彫られた はんこ の印面を平らに摩り下ろしたあと、また新しい
はんこ を作る 要領できれいになった印面に新たに文字を入れ、彫りなおす方法です。
(改刻の場合には技術料だけ頂戴いたします)
大切な思い出の詰まった はんこ なのですから、タンスの奥に眠らせておくのはかわいそうです。是非一度御相談ください。
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